人生最大のイベント

明日は、第54回理学療法士国家試験が行われます。

 

8年前、私も受けました。

 

学生たちが今年受ける会場は、8年前に私が受けた場所。

感慨深いです。

 

そして、今は前日入りのため、教え子とともに移動中の車内です。

 

 

ここまでの勉強してきたことは嘘をつかない。

頑張った人間だけが得られる開放感と安堵感。

そして、達成感。

だけど、どこかすっきりしない不安感。

それでも、自己採点をした時に得られるあの感覚は、独特のものがあります。

 

22、23歳で様々な感情が交錯する怒涛の2日間を彼らは経験します。

 

こういう経験が、きっと大きく成長させるのでしょう。

 

最後まで頑張れ!!

 

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2003年4月6日午後6時頃,Y病院から救急車で運ばれ,7時過ぎ,入院が決定.最初はイレウス(腸閉塞)でしたが,検査の結果,白血病(俺の場合は急性リンパ性白血病ALL)と診断されました.6日〜10日ぐらいまでは熱が40度以上出てしまいました.そのため治療が1週間くらい遅れてしまったのです.まぁもちろんその間にも痛い,痛い検査(骨髄穿刺や腰椎穿刺)はもちろん,点滴の管を入れる小手術みたいなの(IVH)もやりました.全てが初めての俺は本当にビビっていました.それから1ヵ月後,無事寛解(骨髄穿刺をして,そのとった骨髄液を顕微鏡で見て,その時点で白血病細胞がない状態)に入ったわけです.
 そして今・・・地固め療法(悪い細胞を抑えるために良い状態を維持する)の3クール目に入っているのです.基本的には4クールやるらしい.2クール目の時はコース1で1週間くらい吐き気が止まらず,コース2では口内炎と熱が出てしまい,予定外だった抗生剤や解熱剤も入れられてしまったわけです.この時はノイアップ(白血球を人工的に上げる注射)を5日間やったのに好中球が100しか上がらず,100しかなかった時が数日続いたのです.今考えるとあの時はかなり危なかった.